学術学会誘致活動

2016年10月25日

本市のイメージアップの為に昨年から進めていた学会誘致活動において、今回「日本微生物生態学会」が横須賀で開催されました。(10月22日~25日)

国内トップレベルの研究者の方々がこの横須賀に来ていただき学会を開催することは本市にとっても喜ばしいことだけでなく、都市イメージのアップそして集客向上にも寄与することは間違いないでしょう。今回開催のきっかけになったのは日頃から言い続けている「地域資源の有効活用」に起因するものです。

 今回の学会では理科教育に貢献すべく、高校生による研究発表会が行われ、市内からは県立横須賀高校、横須賀学院、海洋科学高校を始め県内外から13校が参加しました。参加した学生は自分たちの研究成果をトップの研究者の方々に見てもらえるとともに、今後の研究にアドバイスももらえる素晴らしいチャンスが得られという貴重な体験ができました。これは、キャリア教育に繋がりこの体験がきっかけで将来の進む道を見出せるのではないでしょうか。

毎年国内のどこかで学会は開催されています。今回は全国から約500名の研究者が横須賀を訪れていただきました。その方々が「横須賀は良いよ」と言ってもらえれば別の学会が横須賀開催につながる事が考えられます。地域の飲食店も、学会参加者には優待券を配布するなど「おもてなし」で参加していただき、次なる学会誘致に協力していただきました。

 今回をきっかけに、毎年様々な学会がこの横須賀で開催されるような取り組みをすべきです。先にも述べましたが学会誘致自体に使う予算は微々たるものです。「地域資源の有効活用」で開催が実現した事を先例に政策的に展開するように取り組んでまいります。