観光部新設に向けて

2016年3月11日

3月11日(金)、総務常任委員会で経済部について審議をしました。

 28年度は、かねてから望んでいた「観光部」の新設は出来ませんでしたが、横須賀市の今後の観光政策はどのような方向に進むのか、進めていくべきかをしっかり考えていかなければならない年度にしなくてはなりません。

 平成27年に横須賀市観光立市推進条例が議会提案で制定し施行されています。市長の方針においても、集客促進の為に観光振興をマネジメントできる組織設立支援を始めとしてより多くの観光局誘致の為に観光バス駐車場整備などを実施するとしています。そのような中、私はしっかりとした組織づくりをすべきと考えています。

 27年度に議会からの要望を受けて、経済部の中に観光担当部長を配置し観光政策の推進の責任者を明確化させました。私は横須賀市の政策に位置付けられ、今後予算をかけ集客促進を実行していくなら単独の「観光部」を新設すべきと考えています。残念ながら28年度に新設は出来ませんでしたが29年度には観光部の新設を実現したいと思っています。そのためにも28年度はしっかりとした組織づくりを考えなければならない年度と思っています。

 単純に観光部を新設してもどのような役割を担うかで組織が変わるのではないか。例えば、ソレイユの丘や三笠公園などの集客力のある公園や施設を観光公園、観光施設として観光部が所管し管理運営を担うのか、或いは所管施設を一切持たずに集客の企画立案しそれぞれの施設にマッチングの事業を担うのか等、役割によって組織が大きく変わる。

 市の政策の上位に位置付けるのであれば組織づくりは大切と思います。