中学校給食問題

2016年3月12日

中学校給食実現に向けて1歩前進します。

全国的に中学校給食が始まっており約8割の中学校が給食を実施しています。横須賀市は現在給食を実施しておらず、牛乳だけを提供しお弁当が持参できない場合には、学校内でパンやお弁当を注文できるようになっています。最近では様々な家庭の事情からお弁当を持参できない生徒や昼食を用意できなく食べられない生徒、中には毎日食べられない生徒の存在が明らかになってきました。子どもたちの健全な成長を考えると完全給食の導入もしっかりと議論していかなければなりません。中学校完全給食は保護者の方々からの請願など強い要望もありましたが、市としてはあくまでも「スクールランチ」(弁当注文)にこだわり実現は程遠い状況です。このような中、28年度は中学校完全給食に向けての調査費「6万円」が計上されましたが、議会の多くの議員が「6万円」の調査費について市長・教育長に質しました。給食の方向性については7月に行われる教育委員会での総合会議で決定し必要とあれば、補正予算を組んで対応するとの答弁でした。しかしながら、方向性が決まったらすぐ実行できる体制を整えておくことと、市民ニーズの対応を考え「6万円」の予算を、必要とされるコンサルティング料「626万円」に増額修正しました。増額したからといって給食実現とはいきませんが市民要望と議会主導のもと1歩前進したことは間違いありません。