一般質問
2016年10月28日
平成28年第3回定例会で市長に対し、大きく分けて2つのテーマについて質しました。
まず、1点目は現在の市役所内の組織についてです。本市の方向性をどのようにするのか。方向性を決めるのは政策です。政策を立案し効果的・効率的に実行していくうえで大事なのが組織です。このような観点から、かねてから懸案事項であったスポーツ行政について質しました。現在市内で行われるスポーツ関連は教育委員会内のスポーツ課が所管していますが、私は生涯スポーツ、健康スポーツ、そして社会スポーツを考えれば市長部局に所管を変え推進した方が効果的、効率的だと指摘し議論をしました。これに対し、市長及び教育長は来年4月に組織改正をすべく取り組むと答弁し横須賀市のスポーツ行政が大きく変わる道筋が出来ました。
2点目は市内各地にある地域資源の有効活用についてです。様々な政策を0から実施するためには「人・モノ・カネ、そして時間」が掛かります。本市の状況を考えればそれらを活用する余裕はありません。しかし、日本人なら多くの方が知っている「ペリー提督」開国の史実。日本に近代化に寄与した横須賀製鉄所や日本遺産に認定された歴史的遺構、これは今後の観光行政に寄与します。キャリア教育に欠かす事の出来ない世界トップレベルの研究所やグローバル企業も立地している。街づくりに必要な鉄道もある。これらの資源の有効活用の必要性を市長に質しました。市長は地域資源の有効活用が出来ていない事を認めつつ、今後の政策に活かしていくと答弁しました。横須賀市が誇れる様々な地域資源が政策の中で有効活用される事をこれからも提言してまいります。