「ゼロカーボンシティ」宣言!

2021年2月7日

横須賀市は脱炭素社会に向け「横須賀市ゼロカーボンシティ」を宣言しました。パリ協定に基づき国は2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロ」にすると表明しており、横須賀市も今年1月に同じように「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。人が生活すれば必然的に二酸化炭素は排出されるのは当たり前で排出をゼロにすることは不可能です。本市は年内に「環境基本計画」「地球温暖化対策実行計画」を作成し実質排出ゼロを目指していきますが、市単独では達成することはできません。市民、企業そして諸団体との協力も当然必要です。私たちが常々主張している、市内研究所との連携をこの時こそおおいにするべきだと考えます。その一つがいま注目されている「ブルーカーボン」です。ブルーカーボンを簡単に分かりやすく言えば、海洋生物によって大気中の二酸化炭素を取り込むことです。海藻藻場、海草藻場、マングローブ、干潟などで大気中の約30%を吸収してくれていると言われています。国も地球温暖化防止に貢献するブルーカーボンの役割を改めて認識、活用する動きになっています。海洋都市を標榜する横須賀市としてはこのブルーカーボンを活用した取り組みを積極的に進めるべきと考えています。横須賀市内にはこの研究の第一人者が在籍されている研究所があることから、先にも述べましたが市内研究所との連携が重要なのです。
 この連携によって横須賀市としてできる事をしっかりと実施し「ゼロカーボンシティ」を目指してまいります。