横須賀市アメリカ村

2011年11月1日

横須賀の都市イメージは何であろうか?
「三方を海で囲まれた自然豊かなまち」と、行政内では言われる事が多い。
それを否定する訳ではないが、もっと違うイメージがあるのではないか。
私の知人、特に県外から来る知人が横須賀の中央地区に来ると必ず言うのが、「外国人が多いね」である。私は、それが当り前だと思っているので何の違和感も無い。また、私が県外に出向き「横須賀と言えば」と聞けば、殆どが「米軍基地、自衛隊」である。それらを聞くとやはり、横須賀のイメージは「アメリカ(外国人)」なのではないかと思う。
 「まちづくり」を行う中で、重要なのが「まちのイメージ」である。イメージと違う「まちづくり」は上手くいかないものである。
 それならば、「アメリカ(外国)」というイメージを活用する事は「まちづくり」において重要な事ではないかと。
 どのように活用していくかと言えば、教育の分野では「英語」である。横須賀の小・中・高等学校は英語教育を徹底的に行う。国際社会、社内公用語が英語の企業がある中、英語教育は重要である。横須賀の教育は英語を重視しているという特徴が出来れば教育熱心な親御さんに対し「定住」の要素にもなるのではないか。
 そして、あまり知られていないがベースの中には米国大学が在り、日本人も留学可能である。日本にいながら留学が出来る都市。魅力的ではないかと思う。
  経済分野、商店街の空き店舗対策においては、外国人が経営・接客する店(飲食店以外も)があれば、アメリカファッションに触れたり、そこで日本人が働ければ自分の英会話力を試す場所にもなり、話題になるのではないか。
 観光の分野においては言うまでも無く、ベースの活用である。開放日には5万人規模の方が来られる。経済効果は抜群である。
 今を思えば非常に残念なのが、EMクラブである。日本のジャズ発祥の地であるEMクラブがもしあれば・・・。ジャズ発祥の地の復刻も良いのではないか。
 やはり、「まちづくり」=「都市イメージ」でなければ、上手くいかない。
横須賀市アメリカ村がゼッタイ良いではないが、「まちづくり」=「都市イメージ」は基本である。