横須賀中央再生プラン

2012年3月2日

横須賀中央エリア再生促進アクションプラン

横須賀の中心部である中央エリアの活性化なくして本市の活性化は無い。中央エリアは横須賀の「顔」と位置付け新年度予算で「横須賀市中央エリア差性促進アクションプラン」を策定しました。

中央エリアはさいか屋大通り館の閉館が象徴するように、年々来訪客が減少し「にぎわい」が低下している状況です。また、老朽化が進んでいる建物も多く防災面での不安も懸念されています。その一方でさいか屋大通り館跡地の開発事業、西友の建替え事業等が具体化され始め、また、新港埠頭交流拠点整備事業も進み始め横須賀中央エリアの再生が目に見える形になりつつあります。本市としてもこの機会を逃す手は無く、本市の「顔」の活性化の為に以下の4つの支援策を基本とし支援活動を行ってまいります。

①特別減税による支援

②規制緩和による支援

③新たな助成制度による支援

④新たなソフト事業による支援

具体的には、固定資産税及び都市計画税の軽減、容積率の緩和、高度地区の廃止、商業等を行う場合の奨励金、宿泊施設の新築、増築に対しての奨励金等、資金面での支援。そして再開発等へのコンサルティングの強化や横須賀中央駅・三笠巡回バスの導入等のソフト事業による支援を行い、それらは平成33年12月末までの約10年間を計画期間とし市がサポートします。

 このような再開発を機に中央エリアの活性化を強力に推進していく事は当然良い事です。しかし、大事なのは、このような「まち」を創るという統一されたイメージを持つ事です。事業者それぞれが、全く違った場でまちづくりをすれば、出来上がりは統一性のないまちになってしまう事は容易に想像できます。抽象的なイメージでなくしっかりと横須賀のイメージを行政が明らかにし事業者、商店街、行政と協力し合いながら進めていき、本当の横須賀としての「顔」、そして三浦半島の中核的商業集積地を創り上げていかなければなりません。