定住促進

2014年2月1日

定住促進。多くの自治体が人口を増やそうと取り組んでいる、定住促進事業。当然のことながら、横須賀市でも市の上位方針として取り組んでいます。
 首都圏から1時間圏内で人口が減り続けている横須賀。 何故?  様々な要因はあると思いますが、私は「住む」ところが無いからではないかと思う。  人口が増えている自治体(地区)、特に若い世代が増えている自治体(地区)を見れば、その要因が理解できるのではないか。
 横浜市の都筑区は20年前は「区」自体がなったが、大規模な宅地開発を実施した後、一気に人口が増え「新しく都筑区」となり、その地区の住民の平均年齢は横浜市内で1番若い区となったといわれました。  千葉の浦安地区、茨城県のつくば市なども同様に、若い世代が一気に増えた地区です。  横須賀市内でも、新しくできた逸見ガ丘の約400世帯の平均年齢は40歳代といわれ比較的若い世代が集まっています。
 若い世代の転居理由の1番は、「住宅」であると私は思っています。 昨年市内で1番人口が増えた地区は追浜です。 なぜ増えたのか。答えは新しいマンションができたからです。
 いたって単純な答えです。 いつの時代も、「マイホーム」は夢の中で1番でしょう。 その、夢をかなえられるような、「住宅」がそこに、有るか、無いかで、若い世代の人口流入に影響がでる事でしょう。 市として、定住促進に関する施策を実施していますが、ソフト面ばかりでなく 住宅政策的なハード面での政策を実施していかなければ、人口流出は止まらないいのではないかと思う。
 市としてできること、例えば、最低敷地面積の要件緩和や宅地開発に伴う緑地部分への補助政策など考えるべきではないか。