委員会報告(教育委経済常任委員会)

2010年3月17日

3月17日(水)教育経済常任委員会が開かれ、委員会に付託されている平成22年度一般会計予算を含む4議案の採決が行われ4議案とも賛成多数で承認されました。
この中で、経済部が来年度採用する「集客特命担当」について、各委員から質問が出ました。特命担当はその名の通り、集客を専門とする職員で22年度に3年を目途とした任期付き職員として採用されますが、採用にあたっては一般公募では無く、選考式で市長の推薦による人物との事。
 この決め方について各委員は問題有と指摘し、担当の経済部も答弁に苦慮していました。市長が推薦する人物に対し、部下が自分の判断に基づいて意見を言えるのかと質問が相次ぎましたが、しっかりと能力判断をし決めると経済部の答弁。決め方についての云々はありますが、要は結果を出せば良い事であってもし結果が出せなければ、任命責任で市長が責められるだけの事である。集客は市長も重要課題としており、その特命担当者は相当プレッシャーがかかると思うが、そこはしっかりと任務遂行を願う。
 また、同委員化では陳情2件を採決し、2件とも趣旨を了承し1件については県・県教育委員会に意見書を提出しました。

意見書は「栄養教諭の配置促進を求める意見書」です。
 栄養教諭は、児童生徒の食生活の乱れが深刻化する中で、望ましい食習慣を身につけることができるよう、食に関する指導、学校における食育の推進に中核的な役割を担う教員です。職務は給食の献立作成や衛生面の管理などに加え、授業による望ましい食習慣の指導や肥満、偏食等の子どもたちへ個別指導等を行う事が規定されています。現在市内には1名の栄養教諭が配置されていますが、学校における食育推進を図る上で大変重要な役割を果たす職であると考えています。栄養教諭の資格者は既に22名おり、県・県教育委員会の任命により幅広配置ができるようにはなっています。