令和3年度予算について

令和3年度の予算が決定しました。昨年度はコロナ対応が中心となった1年となり、議会としては行政に対し全力で協力する議会運営を行い、コロナ禍で懸念されていた医療崩壊を今のところ起すことなく医療体制を提供できています。
　言うまでもなく市内経済は相当なダメージを受けておりますが、少しでも早く回復できるような取り組みを議会として提案しスピード感を持って進めて行かなければなりません
このような中、市長から出された令和3年度の施政方針とそれに伴う予算は、新型コロナウイルス感染症対策を第一に、福祉・子育てなどの様々な支援を行いながら、収束後には一気に回復できるように様々な種をまく、そして力強く横須賀を再興していくための予算と提案されました。令和3年度の一般会計、特別会計、企業会計を合わせた予算総額は3,138億円、うち一般会計は1,595億円です。来年度は税収の大幅な減少、感染症への対応、社会保障費の増加かすると予想される中、市民サービスの低下を招かないような取り組みを進めて行かなければなりません。持続的な福祉政策を実施していくにはその予算を確保しなくてはできません。そのための予算の源泉でもある市内経済の活性化は急務です。
　新年度では市民生活にも大きく関係し三浦半島の拠点病院となる、市民病院の久里浜への移転工事をはじめ、子育て支援機能を併設させた中央こども園の整備、スポーツによる集客促進事業として「横浜F・マリノス」の練習拠点の整備事業、さらには三浦半島を代表する観光交流拠点ソレイユの丘では、官民連携によるPark-PFIを活用し、ソレイユの丘のポテンシャルを最大限に発揮できるよう、整備を進めていきます。様々な整備事業で重要なのが市内発注の拡大です。市内経済の中心でもある中小企業等の支援のためにも入札制度の改定などを実施し、雇用促進も考え取り組んで行きます。

一般会計　　159,510

特別会計　　109,248

企業会計　　  45,020

合　　計　　313,788百万円