まち・ひと・しごと創生総合戦略

2015年8月1日

今期特別委員会として「横須賀市ひと・まち・しごと創生総合戦略検討特別委員会」を設立している。急激な人口減少、少子高齢化がもたらす負の影響を予測したうえで将来にわたって活力ある地域経済・社会をつくるため、本市として総合戦略を策定するのが目的である。 策定にあたっては大学教授や住民、産業界、教育機関、研究機関、金融機関などの様々な業界の方が推進会議の構成員として協力していただいている。
 今回の総合戦略は人口減少問題と経済成長力の確保である。これを考えた場合雇用問題(働く場所)に力点を置くことは重要である。様々な統計データーからでもわかるように、定住の3要素は雇用と教育と住居である。この観点から言えば、本市の都市イメージ「国際海の手文化都市」、そして他都市と比べて優位性を持っている「海洋産業」の創設・誘致は戦略として考えるべきではないか。観光に関しても、近隣都市にある箱根(温泉・宿泊)型、鎌倉(歴史・周遊)型、そして横浜(街・周遊)型のように様々な観光形態があるが、本市としてどのような観光政策を打ち出か明確にすべきではないか。他都市と比べて優位にたっている軍港クルーズを中心に近代産業の発祥都市、軍港で栄えた横須賀をアピールするような観光コースの創設も考えるべきだ。
全国の市町村が国が設定した4つの基本目標をベースに戦略を策定するば同じような戦略が多く出るのは目に見えている、その中で強調すべきは本市独自性の高い施策ではないか。