MS研究会、例会

2014年6月26日

6月26日(木)異業種交流会であるMS研究会の例会に出席しました。 今回の講師は横浜市立国際総合学科学術院教授の影山摩子弥(まこや)さんでした。「つながり」の経営で時代をつかむ ~オープンイノベーションのすすめ~ というテーマで講演を聞きました。  その中で印象に残ったのは、障がい者雇用で生産性UPの事例でした。 県内でお弁当を販売している社員数60名の会社。社内派閥があり、職場の雰囲気は悪い。そのような状況の中、障がい者を雇用したところ、職場の雰囲気が改善、派閥も解消し売り上げもUP,連続黒字を続け過去最高益を達成し店舗を増やしたとの事でした。  普通の考えだと、障がい者は健常者に比べ生産性は落ちると思うのは当然だと思う。今回の事例を通して、障がい者雇用でどんな効果が出たというと、 1、従業員が互いにやさしく接するようになる・・・・接客態度が良くなる 2、障がい者が働きやすい環境つくり・・・従業員全員が働きやすい環境になる 3、分かりやすく伝える・・・・コミュニケーションの向上、みんなの発注ミスが無くなる 4、仕事ができるように教える・・・人材育成能力が向上 今回の事例は、「なるほど」と非常に勉強になりました。障がい者雇用のマイナスイメージをこれらの事例を基に払拭していきたいと思います。