東京都と横須賀市は一緒か? その後
2015年9月16日
先日問題提起した「東京都と横須賀市は一緒か?」に関連して政府に対して 意見書を全会一致で提出しました。 東京一極集中の是正は進めていただきたいが、東京圏という括りで、横須賀市も東京都と一緒の 土俵に乗せられ、政府関係機関の移転の対象になっていることに対して、地元議員としては反対したいと 思っています。 以下は政府に対しての意見書です。 政府は、地方創生の名のもと、東京一極集中の是正等を目的に、政府関係機関の地方移転についての提案募集を開始した。 しかし、本市は東京圏に位置しているにもかかわらず、最近では、転出超過数が日本で最も多い自治体となるなど、人口減少が著しく進んでおり、このことは本市にとって喫緊の課題となっている。 そのような中、本市に立地する機関が地方移転候補として挙げられた。 当該機関は、多くの職員が勤務する等、本市の核となっており、加えて、現在策定を進めている「横須賀市まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、本市は当該機関との連携をさらに強化し、人口減少の克服・地方創生の実現を目指しているところである。 このことから、当該機関の移転は、本市の人口減少に拍車をかけ、市内経済はもちろん、本市のまちづくりに多大な影響を及ぼすことから、到底受け入れることはできない。 よって、政府におかれては、本市に所在する当該機関の移転を行わないよう強く要望する。