一般質問実施。地域資源有効活用

2015年11月27日

地域資源の有効活用に関して 先日お伝えした市内に所在する政府関連施設移転問題に関連して、今回は特に海洋研究開発機構(JAMSTEC)を例に質問をしました。 他都市が誘致活動するには当然目的があります。世界トップレベルの研究開発を行っているJAMSTECを誘致し活用することにより地域活性化、子どもの教育レベル向上を目指す目的があるからだ。 JAMSTECが所有している世界トップレベルで、この横須賀が船籍地である地球深部探査船「ちきゅう」は就航10周年を迎えました。隣の横浜市では10周年記念イベントを実施し賑わいを見せたほか、子どもたちのキャリア教育の一環でセミナーも実施。青森県八戸市でも同じようにイベントを実施していますが、横須賀では何もしない。 普段でも世界トップレベルの研究者と子どもたちが触れ合う事に将来を考えるきっかけになるキャリア教育にも活用していない。勿体ないと思わないのか。 4方を海で囲まれた海洋国家である日本。3方を海で囲まれた横須賀は国の縮図と私は思っています。現在国で進めている「海のジパング計画」は国家事業である。他都市には真似ができないような「海洋都市構想」のもとこの事業を横須賀誘致する事が出来れば都市イメージがアップすることは間違いない。横須賀市内には海洋産業の創出に関連ある研究所が多数ある事はあまり知られていない。海洋研究機構、港湾空港技術研究所、情報通信研究機構などトップレベルの施設が立地されている。これらも活用されていない。これらを指摘し改善を求めた。 市長も活用していなかった点を認め改めると答弁。しかし、海洋都市構想については否定的でした。 都市間競争の中で大事なのが独自性を打ち出す事です。他都市と同じような発想のもと、同じような政策を実施しても維持発展は出来ません。他都市が真似出来ないような政策を打つのが重要ではないか。横須賀はそれが出来る都市です。「海洋都市、横須賀」は優位性がある政策です。