一般質問実施。スポーツは市長部局で

2015年11月27日

次の組織の改善点は、教育委員会が所管しているスポーツ課についてです。 市内で行われるすべてのスポーツ関連は市長部局では無く教育委員会が所管しています。 2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前にスポーツに対する関心度は高まっています。現在スポーツ関連の取組みについては、生涯現役を目指す高齢者を考えれば、福祉部・健康部が担当。地域の交流を重視し運動会やラジオ体操を実施する町内自治会を考えれば市民部。プロ野球や競技大会などで経済効果を期待する商店街を考えれば経済部。スポーツを実施する競技場などを考えれば環境政策部。国際親善試合などを考えれば政策推進部。等、圧倒的に市長部局でスポーツを所管した方が効率的、効果的であることは疑う余地などないと思います。 このことを踏まえ、スポーツは教育委員会ではなく市長部局で所管すべきと問題的しましたが、所管している教育長、市長共に現状維持が良いとの答弁。 私は、組織は自己完結型が良いとされている。教育委員会と市長部局では意思決定過程が異なっている為、調整するにも時間がかかる。また、スポーツを考えた場合、教育委員会が目指す個人の学習意欲の促進と、市長部局が目指す産業振興と地域活性化では目指すところが異なっている。このことから、改めて市長部局で所管すべきと反論したが、教育長は現状維持と考えは変わらない。 再度私は、現状の問題を指摘。横浜ベイスターズの2軍の本拠地そして合宿所は横須賀にあります。試合数を増やし地域活性化を考えれば毎年ベイスターズに要望活動をするのが当然と思うが教育委員会は行わず市長部局が実施。ナショナルトレーニングセンター誘致活動も本来ならばスポーツを所管している教育委員会が先頭になるべきだが、市長部局が実施。先日市内で行われた自転車競技も市長部局が実施し教育委員会は関わっていない。  これらの現状を考えればどちらが所管した方が横須賀市のスポーツが発展するかは言うまでもないでしょう。誤解が無いように言いますが、現在のスポーツ課を批判しているわけではありません。