一般質問実施。その①市営住宅は福祉政策で
2015年11月27日
11月27日(金)、第4回定例会において市長に対し一般質問を行いました。 今回は現在の組織の改善点と、市内に所在する重要な地域資源の活用について質しました。 1つ目の組織の改善については、まず都市部で所管している市営住宅です。 市営住宅に入居されている方々の事を考えれば福祉政策の中で議論し運営すべきではないかと問題提起しました。市内に空き家が約2万8,000戸ある中で単純に住宅に困っている市民がいるとは思いません。入居基準でもあるように、収入面、高齢者、障害者対応などがメインになっている状況を鑑みれば福祉政策で考えるのが妥当であり、運営に際しても効率的、効果的であることは明らかであります。当然のことながら現在の福祉部は業務幅が広く多忙という事は理解しています。 これらの指摘に関して市長は、市営住宅のハード面(建て替え、日々の修繕)の事をメインに考え、現状の都市部が妥当であるとの答弁。 私はこれに対し、「建て替えは何十年に1回、修繕に関しては現在、指定管理業者が行っている為都市部が直接かかわっていない。所管する部局が変わったとしても問題はない」と反論。この反論に対しても改めて市長はハード面の事をメインに終始答弁。私は、入居されている方々の事を考えるソフト面を重視すべきと議論を続けましたが、市長の考えはハード面重視で変わりませんでした。今後もこの改善点は議論し続けなくてはならないと思います。