潜水医学実験隊視察

2009年6月3日

6月3日(水)横須賀市議会議員32名で構成されている防衛議員連盟のメンバーと一緒に海上自衛隊の潜水医学実験隊を視察しました。  潜医隊の任務は潜水艦・潜水業務の即応性との発展を遂行するための調査研究を行っています。さらに、飽和潜水(*)要員及び潜水医学の教育・訓練・指導も実施しており、今後も海上自衛隊の深海潜水技術の発展に貢献していくものと期待されています。 *飽和潜水とは、潜水員が高圧環境に長時間とどまると、体内に溶け込む窒素やヘリウムは飽和状態になるため高圧環境にたとえ数日間、あるいは数週間とどまっとしても減圧に要する時間は長くなることはないそうです。  写真の訓練装置は深海潜水訓練装置で440m時の圧力の中での生活を約1か月間するそうです。そのうち20日間は減圧に要する時間だそうです。 ちなみに、減圧症を治療するために民間人もこの施設を利用する事があるそうです。(田浦の自衛隊病院と連携しているため)