市内視察

2011年6月14日

6月14日(火)教育福祉常任委員会のメンバー10人で市内3か所の施設を視察しました。今回視察した施設は、佐島の丘温水プール(佐島)、乳児院・児童養護施設(長瀬)、健康安全科学センター(日の出町)の3か所です。  佐島のプールは京浜急行から寄付をして頂き、4月にオープンしました。もともと横須賀の西地区には温水プールも無かった事から佐島周辺地区はもとより近隣の今までプールが無かった大楠中学校も利用し助かっています。またこのプールの加温はヒートポンプ方式を採用しており昨今の節電にもしっかりと対応しています。皆様の利用を願います。  同じように4月に開設した、乳児院・児童養護施設を視察しました。この施設は乳児院と児童養護施設が同じ施設内にあり全国的に珍し施設です。定員は児童が40名、乳児院が25名ですが、現在のところ併せて1名の子どもが入居しています。施設内は様々な工夫がされ運営されています。施設の説明の中で今までの施設との違いが説明されなるほどと思ったのが、集団生活の考えから、より家庭に近い生活の中での養護を考えているとの事でした。  集団生活ではプライバシーはあまりなく、寝食一緒。この施設は高学年には個室も有り、皆でテレビを見たりするスペースもあり、配慮がなされています。 この施設を利用する子どもが増える事は望みませんが、子どもを守り育てる為に必要な施設が横須賀に有る事は心強いです。  健康安全科学センターは感染症の病原体検査や食中毒等の緊急検査、食品・家庭用品等の検査を実施し市民の安心・安全の為にしっかりと機能しているセンターです。このセンターの検査項目数は年間6万件を超えており中でも、食中毒やインフルエンザなどの検査項目が多いそうです。また、一般からの検査依頼も年間約2,000件ある事を知りこのセンターの設置の意義を感じました。   *写真は安全センター内の検査室です。(当然検査室内には入れません)