定住促進・・・・

2013年3月6日

定住促進。どこの自治体でも取り組んでいる事業です。横須賀市でも当然実施している事業であります。  来年度予算の中でも、定住、いわゆる人口を増やすための新しい事業が計画され、その中での一つに「小児医療費助成の拡充」があります。  行政は、定住促進の柱の一つと説明する。  内容は、通院にかかる費用の助成で現在0歳~小学校就学前までを助成しているものを小学校2年生までに拡充する内容です。拡充することに何ら異論はありませんが、この事業を定住促進の事業の1つと説明するところに矛盾を感じる。  簡単に言えば、定住人口事業は他の自治体との競争になるので、定住促進事業となれば他の自治体より優位性がなければならないのは当然です。 しかし、今回の拡充は県内33都市中28番目の内容です。これで、定住促進事業と言えるのであろうか。  先にも言いましたが、拡充することに異論を唱えているのではありません。これを、定住促進事業と位置づけているのが問題なのです。  行政は、近隣都市の横浜、川崎より優位性があるといいますが、人口を増やすための競争相手が横浜、川崎とは思ってもみませんでした。