ゴミ処理施設視察

2009年11月16日

11月16日(月)市内ごみ処理施設(3か所)を視察しました。久里浜にある南処理工場、長坂にある減容固化施設、そして浦郷にあるバイオガス実証試験プラントを視察しました。現在議会内には「廃棄物処理等特別委員会」が設置され本市の廃棄物処理全般について議論がなされています。今一番の問題はすでに設置から25年が経過し老朽化が進んでいる焼却施設、南処理工場の今後についてです。それについては今ここで述べる問題ではないので控えますが、実際工場内を視察すると老朽化が進んでいる事は一目瞭然であります。施設のあちらこちらで雨漏りがしており、サッシ部分は錆が多くなっている状態。施設の維持費の殆どが「機械」の維持費になっているので施設自体の維持には予算が回らず、職員自身がペンキを塗ったり手作りの資材で雨漏り対策をしている等、本来業務とは別での苦労が分かりました。浦郷のバイオガス実証試験プラントは実際今は稼働していませんが、燃えるごみのバイオガス化を考えている本市の考えを質すのに必要と思い実際のプラントを視察し説明を受けました。本市は平成14年から17年にかけて行った実証試験結果に基づき事業評価を平成18年にしています。評価ではバイオガス化の実用化は可能としていますが改めて説明を聞いたが疑問は残る。これについても議会の特別委員会での議論を期待する。  ゴミ処理の問題は簡単に解決するものでは無いと誰しもが理解していますが、焼却施設問題は後がありません。 *写真は南処理施設の炉内の写真です(炉内温度は約900度)