市民病院の現状

2008年9月26日

9月25日(木)医療環境問題特別委員会が開催されました。公立病院に関しては様々な報道にあるように2/3の病院が赤字経営になっております。もちろん横須賀市民病院も赤字経営である。赤字でなんとかなっているのも、毎年税金を投入しているからであり税金投入が出来なくなれば当然経営破たんになる事は容易に想像ができます。当委員会は地域医療を守る為に特別に設置された委員会であり、市民病院の問題点を見つけ、それの改善に全力で推進しております。今回の委員会の中で明らかになった点で、ひとつ報告をします。  赤字ということを申しましたが、どれだけの赤字があるかといいますと 平成18年度末時点で、累積赤字が約38億円あり、19年度決算では約9億2千万円の損失見込みで累計約48億円に拡大することが判明しました。これにより病院内の内部留保金を使い果たす状況になりました。  このままでは、「破たん」も考えられる状況ですが「地域医療」を守る為に早急に立て直す事が重要です。具体的にどうするかはまだ言えませんが(案はほぼ固まっています)、公設民営化も視野に入れるべきです。